202011/05
日誌
微細藻類の色
本プロジェクトでは、増殖が速く、脂肪酸や色素といった有用物質を多く含有する有用微細藻類をマレーシアの様々な海域や川より単離後、成長や有用物質の生産が最大になる条件を明らかにし大量培養に用います。
単離、選定はテーマ1の東京大学、UMTが担当しており、様々な種がこれまでに単離され、その増殖特性や有用物質蓄積に関する研究がなされています。
熱帯域、特にマレーシアは生物多様性の高い海域を有しており未発見の種がたくさんいるとのことです。
下記の写真はそんな単離された微細藻類の一部です。
それぞれの種ごとに異なる色素を持っているため、赤や緑、黄色などとてもきれいです。
このように三角フラスコで微細藻類を増やした後に成分を調べたりします。
また、環境によっても成分は変わるので、様々な条件にさらし成分を調べたりと骨が折れる作業だったりします。