デモンストレーションサイトでの活動1(デモサイト視察)
マレーシアにおいても新型コロナウイルスは大流行し、ロックダウンの状態が続いていましたが、ワクチン接種が猛烈なスピードで進み、徐々に感染者数も減少し、活動への制限が緩和されてきています。
以前、ご紹介したマレーシア・プトラ大学に建設されたデモンストレーションサイトにおける研究活動も再開し、現地での実証実験にむけての準備が少しずつ行われています。
9月中旬より私(創価大学の高山)はマレーシアに滞在し、テーマ3で開発・制作された新規リアクターの設置・試運転を行う予定です。
”デモンストレーションサイトでの活動”シリーズとして、現地の様子をご紹介してまいります。
9月中旬に入国し、2週間のホテルでの隔離を終え、早速マレーシア・プトラ大学のデモンストレーションサイトに行ってきました。
プトラ大学農学部にデモンストレーションサイトはあるのですが、キャンパスは非常に広大で、農学部には写真のような畑がどこまでも広がっています。
畑の中を進んでいくと、デモンストレーションサイトが見えてきます。
ゲートの先には広い駐車場があり、その横には大きな海水貯蔵タンクがあります。
これ一つで10トンの海水を貯蔵でき、実証実験に使用する海水が貯めてあります。
デモンストレーションサイト奥には養殖池を模したプールがあり、ここに水上浮上型の微細藻類培養リアクターを設置します。
各設備・装置を見て回り状態を確認していきます。
コロナウイルスの流行で長期間閉鎖されていたので、設備の痛みや汚れがありますので修繕をこれから行っていきます。